帝国劇場で2.5次元観てきたよ
先日(2ヶ月前)見た舞台が楽しかったです。
帝国劇場に王家の紋章を見に行きました。
帝劇見にくいからあんまり好きじゃないけど、やっぱり椅子がふかふかで最高でした。
でも上手側永久に地下鉄の音しててやっぱり好きになれない。古代エジプトにガタンゴトーンガタンゴトーンって情緒無さすぎるよね。
終わったあとの感想「なんだこれ、めっちゃ楽しい」
正直なところ、登場人物には肩入れできない。原作ありきだから読んでないとやっぱり難しいのかな、ちなみに私は原作を5巻くらいまで読んでから行きました。特に続きは気にならなかったです。
だけどみんな歌うま演技うま俳優だから、なんでか知らんけどめちゃくちゃ肩入れしてしまう。恐ろしい。
一言で言えば脚本の微妙なところを演者の魅力と壮大な歌でぶん殴ってくる感じのミュージカルでした。
あと衣装がとってもいい。
ミュージカル界の大御所たちをふんだんにちりばめてあるので、濱田めぐみさんとか山口祐一郎さんの歌を聞くだけで行く価値があると思うけど、2.5要素があってびっくりした。でも濱田さんはデスノも出てるし、もう2.5とか特に気にしない時代なのか。
チケットの値段も帝劇価格で13,500円です。
メンフィスの浦井さんが「ファラオとして~」って曲で客席にバンバンファンサしてた。
というかファンサ直撃しました。確かに最前列ではあったけど、まさか帝劇で指差しウインクもらうとは思わなくて心の準備してなかったからその後15分くらい記憶が無い。気づいたらファラオいなかった。
直接指差したりするのはこの曲くらいだけど、他の曲とかシーンでもメンフィスはめちゃくちゃ客席を見ながら歌ってくれるので(前方ばっかだった)浦井さんのファンはそういう意味でも楽しいだろうな。
浦井さんレベルだと舞台上からファンサするような舞台今後一生無さそう。
軽いファンサならあと10回くらいもらった。
終わってからしばらくメンフィスのことしか考えられなくなって、帰り道に寄ったカフェで友達と取るつもり無かったデスノートチケットとってしまった節操なし。
この舞台、もし推しが主演だったら(出られるかとか実力がとか別にして)、私何してでも全通するだろうなあって思いながら見ちゃって舞台中にチケット代×公演数を計算してました。
観劇中に余計なこと考える癖がぬけない。
キャロルは宮澤佐江ちゃん。まあかわいかった。
初演キャストなのに出ない声のキーがあるってなんで?って調べたらWキャスト新妻聖子さんで、多分そっちに合わせて曲作られてるんだねって納得。
調べたら叩かれまくってたね。頑張ってほしい。私は特に負の感情持たなかったけど、デュエットとかは若干辛かったわね。帝劇に通う人たちのハードルの高さがよく分かった。
顔面かわいいからまた見たいな。次回作がピーターパンの脇役でした。主人公がのホリプロのJCで興味持てなかったから今回は見送ります。
アイシス様は最高だわ。人を焼き殺して、弟に愛を押し付けて文章や漫画で読むと全く共感できないんだけど濱田めぐみさんの演技と圧倒的な歌唱力で「ア、アイシス様~」ってなる。ひれ伏したい。
歌がとにかく素敵過ぎました。これだけに13,500円払う価値があるね。
私が死ぬときは最後に濱田さんの曲をかけながら死にたい。告別式とかで流す。ありがたみがある。
聞けるうちに歌を何回も聞いておこうと思った。コンサートとか無いのかな。
次回は浦井さんと同じデスノートだった!死神!最高っぽいからチケットとりました。
かっこよかった~~~~顔面最高かよ!歌もよかった!ひたすらかっこよくてかっこいいしか言えないです。ヲタクになりたいくらいかっこいいけど、もう誰にも嵌りたくないからやめとこう。
次回作のチケット20枚買ったらチェキ取れるらしいという噂を聞いてしまった。色々調べてしまってとりあえずレディベス1回だけ行くことにした。
あとはウナスとルカもかわいかった。
ルカ矢田くん。君はもう遠い存在やな。頑張っておくれ。
特に追ってたわけでも好きだったわけでも無いけど、2.5から一気に帝劇に駆け上がった矢田くん。堂々としていてかっこよかったです。
最後のルカの目の伏せ方、痺れました。
アンサンブルの人たちもかっこいいし、美人だし、歌も踊りもめっちゃいいんだよ。さすが帝国劇場といった感じのクオリティ。なのに2.5次元面白すぎる。
話はすごい早さで進むから、原作知らないで初見だとついていくだけで精一杯になりそうだけど、頭を空にしても楽しめる系の舞台だと思う。
私が入った日は貸切公演で出演者からの挨拶があったんだけど、浦井さんが変なイープラスポーズしてて全部吹っ飛んだ。浦井さんかわいすぎて眩暈しました。
内容の感想全く無い。
基本的にはハッピーエンドの舞台が好きなので(どうせ金払うなら幸せな気持ちになりたくない?)王家の紋章は楽しかったです。原作が少女マンガだけあってぶっ飛んでるから帝劇っぽくはないけど、帝劇クオリティ。
推しにお金つっこんでなかったらもう一回見たかったな。
私が2.5を見て強く感じていることは劇よりも演者が際立ってしまうという特性なんだよね。
正直推しの舞台は馬鹿みたいに見ているけど他の2.5を沢山見ているわけではないから、そんなことないよ!演者の魅力だけじゃない2.5もあるよ!って感じる人ももちろんいるだろう。
だが私の中の定義は帝劇で2.5を観てますます確立されてしまうのであった。